「ゼオスキン」と「エンビロン」の違いを比較！どっちがおすすめ？

※CLINIC FORの情報提供元：CLINIC FOR

ドクターズコスメとして有名なゼオスキンとエンビロンは、どちらもスキンケア分野で大きな成果を出し、世界中で愛用されているブランドです。

ドクターズコスメには興味があるが、どちらを選べばよいかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、

• ゼオスキン：強い成分でガツンと短期間で肌質改善(強い成分で効かせて早く効果が得られる)
• エンビロン：マイルドでじっくり肌を再生させる(ビタミンAの濃度に合わせて1.2.3.4.と徐々にステップアップ方式)

ただゼオスキンもアイテムやコースによっては、皮向けなどの副反応が出ない商品もありますよ。

今回は4項目で違いを比較するので、どちらが自分に合うのか迷っている、コスパを考えたい方はぜひ参考にして下さい。

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「ゼオスキン」と「エンビロン」の違いを4つの項目で比較

	ゼオスキン	エンビロン
価格	洗顔6,160円〜 化粧水7,040円 美容セラム10,000〜20,000円 クリーム15,400円	洗顔4,840円 化粧水6,600円〜 クリーム4,510円〜 保湿ジェル18,000円〜
国	アメリカ	南アフリカ共和国
特徴	攻めのゼオスキン 強めの成分で 短期間でガツンと肌質改善	守りのエンビロン マイルドな成分で じっくり肌再生
成分	レチノール ビタミンC ハイドロキノン トレチノインなど	パルミチン酸レチノール 酢酸レチノールなど
刺激性	少なめ〜強め (アイテムによって 異なる)	少ない

「ゼオスキン」と「エンビロン」の価格コスパの違いを比較

ドクターズコスメは高純度で高濃度の成分が配合されているので、スキンケア商品の中では高価格帯となります。

ゼオスキンとエンビロンの基本のラインナップで揃えてみると以下のようになります。

ゼオスキンの価格

	商品	通常価格
クレンジング ・ 洗顔	バランシングクレンジングエマルジョン	6,160円
	ハイドレーティングクレンザー	6,160円
	ジェントルクレンザー	6,160円
	エクスフォリエーティングクレンザー	6,160円
	エクスフォリエーティングポリッシュ	9,020円
化粧水	バランサートナー	7,040円
美容セラム	デイリーPD	21,780円
	RCクリーム	15,400円
	ミラミン	14,080円
	ミラミックス	13,640円
	シーセラム	15,840円
	ブライタライブ	20,900円
	ARナイトリペア	20,900円
	Wテクスチャーリペア	20,460円
	スキンブライセラム0.25	11,880円
	スキンブライセラム0.5	13,420円
	スキンブライセラム1.0	15,400円
	ファーミングセラム	32,560円
	Gファクターセラム	19,580円
日焼け止め	サンスクリーン プラスプライマー	8,360円
	BSサンスクリーン	12,320円
	シアーフルイドサンスクリーン	8,800円
	パウダーサンスクリーン	7,260円

ゼオスキンは化粧水は基本の1種類ですが、洗顔料・美容液・美容クリーム・日焼け止めは数種類のラインナップがあり、肌質や肌悩みに合わせて組み合わせて使用します。

1本はおおよそ1〜2ヶ月分の量で、組み合わせ方やシリーズによって変動しますが一般的に一式揃えると40,000円〜60,000円かかります。

全ての商品が高品質であるので値段は高いですが、効果も期待できます。

エンビロンの価格

	商品	通常価格
クレンジング洗顔	クレンジングクリーム	4,840円
	クレンジングジェル	4,840円
化粧水	モイスチャートナー	6,600円(100ml) 10,780円(200ml)
	C-クエンストナー	11,990円
クリーム	モイスチャークリーム	1：4,510円 2：9,350円 3：9,900円 4：10,560円
保湿ジェル	C-クエンスセラム	1：18,040円 2：20,350円 3：22,770円 4：26,400円
	モイスチャージェル	1：4,510円 2：9,020円
保湿クリーム	C-クエンスクリームプラス	18,040円
	C-クエンスクリーム	15,620円
目元美容液	C-クエンスアイジェル	7,150円

エンビロンの基本はモイスチャーシリーズで、ビタミンＡの濃度が高くなるにつれて値段も高くなります。

クレンジングジェル、トーナー、ジェル、クリームの4つが基本セットです。

デリケートジェルとクリームは、ビタミンC・ビタミンＥ・ベータカロチン、ティーツリー葉油を配合した敏感肌にもおすすめの保湿剤です。

エンビロン商品は防腐剤、香料、着色料を最小限に抑えて作られているため使用期限が短い商品です。

特にビタミンAが高濃度に配合されている商品は2〜4ヶ月以内で使用するようにしましょう。

一式揃えると約20,000円前後になりますがジェル・クリーム1以外は1ヶ月半程度使用できるのでコスパが良いと言えます。

「ゼオスキン」と「エンビロン」の特徴の違いを比較

どちらもドクターズコスメとして人気ですが、どんな特徴があるのでしょうか。

ゼオスキンの特徴は「攻め」

ゼオスキンとは、アメリカのドクターゼインオバジが35年以上の研究により開発した医療機関専売の化粧品です。

ゼオスキンは独自の4つのスキンケアプログラムをもとに、豊富なアイテム数を組み合わせて治療をします。

高濃度のビタミンCやレチノール、ハイドロキノンを配合した化粧品やトレチノインの処方により、短期間で反応を出して肌質を改善する特徴があります。

強いレチノールでどんどん皮をむき、ターンオーバーさせ、肌質を改善するという特徴があります。

その為、「攻めのゼオスキン」と呼ばれています。

特に処方薬のトレチノインと組み合わせる「セラピューティックプログラム」は、赤みや皮むけなどの「A反応」を出しつつ短期間で確実に改善するとして人気です。

ゼオスキンは、ニキビやニキビ跡、毛穴の引き締め、しみやそばかす、くすみ、肌質の改善に効果が期待できます。

エンビロンの特徴は「守り」

エンビロンとは南アフリカ共和国のデス・フェルナンデスが皮膚がん患者をきっかけにレチノール誘導体（ビタミンA）の有効性を見つけ、化粧品として研究開発をしました。

エンビロンはレチノールを中心としたラインナップを展開しています。

濃度の薄いものから徐々に濃度を上げていくことで、ビタミンA誘導体による「A反応」を抑えながら確実に美肌へと導いていきます。

短期治療のゼオスキンに対して、刺激が少なく紫外線防御力が強いパルミチン酸レチノールや酢酸レチノールを使用しています。

ビタミンAを蓄えて、健康な肌をつくる為、「守りのエンビロン」と呼ばれています。

エンビロンはA反応を抑えつつ紫外線が原因による光老化の予防、ニキビやニキビ跡、毛穴の引き締めなどの肌質の改善に効果が期待できます。

「ゼオスキン」と「エンビロン」の成分の違いを比較

ゼオスキンとエンビロンはどちらも高品質の成分が配合されていますが、特に注目は「攻めのゼオスキン」「守りのエンビロン」と言われる理由であるレチノールです。

2つの比較に加えて、共通成分であるレチノールについても解説します。

ゼオスキンの注目成分は3つ

ゼオスキンといえば、レチノール・トレチノイン・ハイドロキノンが有名です。

レチノールとトレチノインは、ビタミンA誘導体の中でも活性が強く刺激も強いもので、高濃度の成分の作用によりA反応を出して肌の新陳代謝を活性化する目的があります。

トレチノインは、治療として医師の処方が必要な点も作用が強いためです。

ハイドロキノンは、しみや色素沈着は皮膚細胞の一種であるメラノサイトにより生成するメラニンが原因です。

紫外線に反応したチロシナーゼがメラノサイトを活性化する作用の抑制、メラノサイトの細胞を減らす効果があります。

メラニンの生成を抑えるだけでなくできてしまったシミも薄くしてくれることから、シミの漂白剤として注目されています。

ゼオスキンでは2つのハイドロキノン製剤があるので、レチノールやトレチノインと組み合わせてより確実な効果を目的としています。

エンビロンの注目成分は光老化を予防するレチノール

エンビロンもビタミンA誘導体であるパルミチン酸レチノールと酢酸レチノールを配合していますが、ゼオスキンとの大きな違いは、活性も刺激は少ないけれども紫外防御力が強い点です。

肌への負担はゼオスキンほど顕著ではなく少しずつレチノールに慣れていくことができるうえに、肌の紫外線ダメージで減少していくレチノールを安定した形で補充できます。

ゼオスキンに配合されるレチノールはエンビロンの中ではかなりステップアップした「Aブーストシリーズ」に相当するので、レチノール初心者でA反応が心配な方は、エンビロンから始めるのが良いでしょう。

なお、エンビロンにはハイドロキノン製剤はなく、レチノールやビタミンCを中心としたラインナップです。

レチノールとは

ビタミンの一種であるビタミンAは抗酸化ビタミンと言われ、体内の活性酸素の発生を抑えたり皮膚や粘膜の健康を保ちます。

紫外線による肌ダメージを正常にする働きもあり、紫外線をたくさん受けたときにはビタミンAの消費量も大きくなります。

体内で合成することができないため食品からの摂取が重要となり、体内ではレチノール・チナール・トレチノイン（レチノイン酸）のビタミンA誘導体として存在しています。

ビタミンA誘導体は6種類あり、活性の弱いものから順に

・パルミチン酸レチノール

・プロピオン酸レチノール

・酢酸レチノール

・レチノール

・レチナール

・トレチノイン（レチノイン酸）

活性が大きくなるにつれて肌への刺激も大きくなりますが、逆に紫外線防御力が弱くなります。

妊娠中授乳中の使用においては、ビタミンAの外用の場合は内服よりも影響がないとも言われています。

しかし、安全性試験を行っていないことやこの期間はいつもよりも肌がデリケートな時期でもあるので、使用を控えましょう。

レチノールの効果

レチノールは以下の効果があるとして注目されています。

・ニキビ、ニキビ跡の改善

・毛穴の改善

・しみの改善

・くすみの改善

レチノールが肌のターンオーバーを流すことで肌質の改善に効果があると言われています。

肌表面上のお悩みには効果がありますが、色素が皮膚の奥の真皮層にまであるような老人性色素斑や先天的な痣に関しては効果が期待できません。

また、レチノールを継続的に肌に補充していくと、体内のレチノール濃度が上がり紫外線に強い肌が期待できるので、低濃度でも継続することが推奨されています。

レチノールの「A反応」とは

レチノールを肌に使用した際におこる「A反応」とは、肌の新陳代謝が促進されるためにおこり、赤み・皮むけ・ひりつきなど肌荒れの症状があります。

レチノール継続により症状は改善していきますが、予防は使用頻度を抑えるか、A反応が出にくい濃度が低いものから使用して少しずつ慣れていく方法です。

「ゼオスキン」と「エンビロン」の刺激性の違いを比較

レチノールは前述のとおり刺激を感じる方が多くみられる成分です。

ゼオスキンの刺激は強め

ゼオスキンは高濃度のレチノールやトレチノイン、ハイドロキノンを使用しているため、高い効果と同時に刺激感を感じる人が多い商品です。

刺激感と引き換えに、反応を強めて短期間で肌の効果を引き出すと言っても良いかもしれません。

刺激は個人差があり、まれにハイドロキノンでアレルギー反応による刺激である可能性もあるので、事前のパッチテストや医師との相談、使用後の経過観察は重要です。

エンビロンは刺激が出ないように工夫

エンビロンはゼオスキンとは異なり、レチノール濃度の低いものから使用開始し濃度を上げていくプログラムです。

肌がレチノールに対して少しずつ慣れていくことで刺激が出にくくなるうえに、長期間レチノールを塗布することにより、レチノール濃度が上がり紫外線に強い肌へと導きます。

レチノールを初めて使用する方、デリケートな肌の方、人と会うことが多く赤みや皮むけを見られたくない方にはエンビロンが適しているでしょう。

ゼオスキンがおすすめな人

• 即効性が高く、短期間で高い効果を得たい人
• A反応は伴うが、3〜4ヶ月かけた集中ケアで一気に肌質改善したい人→セラピューティックプログラム
• 重すぎず、さっぱりとした使用感がお好きな人

エンビロンがおすすめな人

• お仕事などの関係でA反応を避けたい人
• レチノール初心者の人
• 無理なく、ゆっくりと美肌を目指したい人

まとめ

今回はゼオスキンとエンビロンを4項目に分けて比較しました。

ドクターズコスメは価格は高いですが、高品質、高濃度であるため確実に効果を期待できます。

ゼオスキンとエンビロンは同じレチノール製剤でも成分や特徴が異なるので、口コミよりは、使用する方の肌質や目的に適しているものを決める方が良いでしょう。

また、ゼオスキンを購入するなら「クリニックフォアのオンライン診療」が圧倒的におすすめです！

※トレチノインを含むセラピューティック除く

1点から全商品20%OFF、さらにはお得なセット割や定期コースでは、通常より4,000円〜5,000円近くもお安く購入できます。

ゼオスキンの購入を迷っている方は、ぜひ以下のボタンよりお得にご購入してくださいね。