SNSで大バズりした無印リンクルケアクリームマスク。
話題になりすぎて欠品状態が続き、なかなか手に入らなかったという方も多いと思います。
最近少しブームが落ち着いてきたので、そろそろ購入を考えている人も多いのではないでしょうか。
ただいざ購入しようとすると、美容液とクリームどちらがいいのか迷いますよね。
おすすめは、「クリーム」です!
両方神コスパですが、クリームはさらにお値段以上の最強成分が贅沢に配合されています!
ただクリームはこっくりした重ための使用感なので、しっとり系が嫌という人なら美容液の方がおすすめです。
本文では、より詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
どっちがおすすめ?無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の違いを比較!
美容液 | クリーム | |
---|---|---|
商品名 | エイジングケア 薬用リンクルケア美容液 (医薬部外品) | エイジングケア 薬用リンクルケアクリームマスク (医薬部外品) |
価格 | 1,490円 | 1,990円 |
容量 | 30g | 80g |
使用感 | ウォータリーで 軽やかに伸びる | こっくり硬め |
有効成分 | ナイアシンアミド | ナイアシンアミド |
その他成分 | 濃グリセリン ジグリセリン | オリブ油 シア脂 |
香り | ゼラニウム | ゼラニウム |
使用法 | 化粧水や乳液の後 | お手入れの最後 |
2つを比較する前に、まずはなぜここまでバズったのかについて軽く説明します。
無印化粧品の勢力拡大がスゴい!
今やローソンなどのコンビニでも購入することのできる「無印化粧品」
筆者の周りでも無印化粧品を使っている人は多く、お手頃価格で気軽に使えることからも沢山の人に愛されているスキンケアです。
茶色のパッケージが目印のエイジングケアシリーズは、「薬用リンクルケア」と「美白ケア」の2つに分類されます。
今回比較する美容液とクリームは前者にあたり、リンクルケアつまりシワ改善ケアに特化したケアが行えます。
何でそんなにバズったの?
大バズりし、欠品状態が続くほど話題になった理由は、話題の成分「ナイアシンアミド」が配合されながら、破格の値段で購入できるからです。
厚生労働省に効能が認められたシワ改善有効成分。
現在日本で認められているシワ改善有効成分は3つしかありません。
その貴重な3つのうちの一つが、ナイアシンアミドなんです。
シワ改善有効成分 | 商品 | 特徴 |
---|---|---|
ニールワン | POLA リンクルショットメディカルセラムのみに配合(14,850円/20g) | ・日本初のシワ改善有効成分 ・ポーラ独自成分 |
レチノール | 資生堂 ・SHISEIDOバイタルパーフェクションリンクルリフト ディープレチノホワイト5(14,740円/20g) ・エリクシールシュペリエル エンリッチドリンクルクリーム(6,380円/15g)など | ・純粋レチノールによるシワ改善効果が認められているのは資生堂だけ ・A反応が出る人もいる |
ナイアシンアミド | 各社 ・KANEBO リンクルリフトセラム(14,850円/20ml) ・ONE BY KOSE ザリンクレス(6,380円/20g)など | ・美白とシワ改善のW効果 ・マイルドで刺激が少ない |
ナイアシンアミドは、シワ改善だけでなく、美白の効果まである点が他にはない魅力です!
シワ改善単体の効果を見ると、ニールワンやレチノールには正直劣りますが、1つでシワ改善と美白ケアまでできるので、スキンケアをあれこれ使いたくないお忙しい人にもおすすめです。
また、レチノールはA反応が起き、皮むけや赤みが出る人もいます。
ナイアシンアミドはA反応がないマイルドな成分なので、敏感肌の人や肌荒れ中の時でも安心して使えますよ。
前置きが長くなりましたが、ナイアシンアミドってシワ改善×美白のW効果、A反応がないという点で非常に優れている成分なので、今美容業界で話題になっているんですよね。
従来ナイアシンアミンドを含め、ニールワンやレチノールといったシワ改善有効成分が入った化粧品は高価であるため、なかなか手を出しづらいというデメリットがありました。
そこに革命を起こしたのが、無印のこのリンクルケアクリームマスク!!
例えばポーラのリンクルショットは、20g14,850円、1g当たり742円です。
無印リンクルケアクリームマスクは、80g1,990円、1g当たり24円です。
ちょっとこれ、やばくないですか??!!
化粧品メーカー出身の筆者にとって、正直無印の化粧品ってどうなん?っていうところがありました。すみません(笑
しかし、今回この価格破壊を起こしたリンクルクリームを見て、無印化粧品、凄すぎん?!ってなってます。笑
正直ナイアシンアミド自体は、他のブランドの商品にも配合されているので商品の中身が特段凄いわけではないですが、このお値段で発売したのは恐らく無印が初めてです!
補足
無印リンクルケアクリームマスク発売後、「極順エイジングケア」からナイアシンアミンド配合化粧品が破格の値段で発売されました。
ロート製薬のロングセラー商品肌ラボシリーズで、お値段なんと1,100円(化粧水)!!!
また、無印リンクルケアクリームがこれだけ破格の価格で販売されているので、「どうせナイアシンアミドちょっとしか入ってないんでしょ?低濃度だから安く提供できるようになってるんじゃないの?」と思う方もいると思います。
しかし無印リンクルケアクリームは、厚生労働省に効能効果が認められた医薬部外品です。
医薬部外品は、ある一定以上の濃度の有効成分が配合されていないと承認を取れないルールがあります。
つまり、この無印リンクルケアクリームは医薬部外品なので、効果が出るだけの濃度は十分配合されていることが証明できます。
だからやっぱり、この価格でナイアシンアミドが試せるのは超コスパがいいってことです!!
では前置きが長くなりましたが、無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の比較を紹介します。
どっちがおすすめ?無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の違いを価格で比較!
美容液 | クリーム | |
---|---|---|
商品名 | エイジングケア 薬用リンクルケア美容液 (医薬部外品) | エイジングケア 薬用リンクルケアクリームマスク (医薬部外品) |
価格 | 1,490円 | 1,990円 |
容量 | 30g | 80g |
1g当たり | 約49円 | 約24円 |
まずは価格を比較しました。
美容液:コスパはいいがクリームには劣る
無印リンクルケア「美容液」は、30g1,490円、1g当たり約49円です。
パッと見、1,500円以下で買えるのでお手頃に見えますが、グラムで計算するとクリームよりコスパは良くないです。
といっても、ナイアシンアミド入りで1,500円以下って相当スゴいんですけどね!
クリーム:神コスパ!とりあえず買っとこ!
一方無印リンクルケア「クリーム」は、1,990円80g、1g当たり約24円です。
いやいや、やばすぎます。(笑
一般的にクリームって、化粧水や乳液に比べて高いんですよね。
それでも2,000円以下に抑えれているのはスゴいことだし、他ブランドのプチプラクリームに比べてもコスパがいいんです。
商品名 | 価格 | 1gあたり |
---|---|---|
肌ラボ極潤ヒアルロンクリーム | 1,408円/50g | 約28円 |
エリクシールルフレみずクリーム | 1,980円/60g | 約33円 |
メラノCC薬用しみ対策保湿クリーム | 1,210円/23g | 約52円 |
ニベアの青缶クリーム(198円)や、ちふれの保湿クリーム(770円)はもっとコスパはいいですが、中身の成分を見ると、レベルが違いますね。
どっちがおすすめ?無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の違いを成分で比較!
美容液 | クリーム | |
---|---|---|
商品名 | エイジングケア 薬用リンクルケア美容液 (医薬部外品) | エイジングケア 薬用リンクルケアクリームマスク (医薬部外品) |
有効成分 | ナイアシンアミド | ナイアシンアミド |
その他 | 濃グリセリン ジグリセリン | オリブ油 シア脂 |
次に、成分を比較しました。
美容液:ナイアシンアミド配合
◎有効成分:ナイアシンアミド_
◎その他の成分:水、濃グリセリン、ジグリセリン、DPG、BG、ジメチコン、1,2-ペンタンジオール、オリブ油、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリトリット、POEメチルグルコシド、POE(24)POP(24)グリセリルエーテル、シア脂、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液(4)、水解コラーゲン末、椿エキス、アルニカエキス、イネ出穂前葉抽出加水分解物、カッコンエキス、桑エキス、シソ葉エキス、シャクヤクエキス、バラエキス、ユズセラミド、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、レモンエキス、POPメチルグルコシド、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、架橋型ジメチコン、グリセリンエチルヘキシルエーテル、軽質流動イソパラフィン、キサンタンガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、POEラウリルエーテル、ビタミンE、水酸化K、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、香料
引用:無印公式サイト
無印リンクルケア「美容液」にも、有効成分のナイアシンアミドは配合されています。
もちろん美容液も医薬部外品なので、規定以上のナイアシンアミドが配合されているので効果は期待できます。
また、上の全成分表は、基本配合量が多いもの順で記載がされています。(水はどの商品でもほぼ1番始めにきます)
これを見ると、濃グリセリンが多く配合されていることがわかります。
濃グリセリンは高い保湿効果がありますが、やや粘性があるのも特徴です。
クリーム:ナイアシンアミド+αが神!
◎有効成分:ナイアシンアミド_
◎その他の成分:水、オリブ油、BG、シア脂、ベヘニルアルコール、トリエチルヘキサン酸グリセリル、親油型ステアリン酸グリセリル、濃グリセリン、ホホバ油、脂肪酸ジペンタエリスリチル-1、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、1,2-ペンタンジオール、ジメチコン、ミツロウ、ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸PEG、ミリスチン酸ミリスチル、POEメチルグルコシド、硬化油、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液(4)、水解コラーゲン末、椿エキス、アルニカエキス、イネ出穂前葉抽出加水分解物、カッコンエキス、桑エキス、シソ葉エキス、シャクヤクエキス、バラエキス、ユズセラミド、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、レモンエキス、ジグリセリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル、グリセリンエチルヘキシルエーテル、軽質流動イソパラフィン、タマリンドシードガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリルアミド、POEラウリルエーテル、ビタミンE、水酸化K、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、香料
引用:無印公式サイト
無印リンクルケア「クリーム」は、同様に有効成分ナイアシンアミドを配合しています。
また、オリブ油やシア脂をベース成分に配合しているのが特徴です。
一般的にオリブ油やシア脂などの天然の植物油脂は、コストがかかります。
それにも関わらず、コストの高い成分をベース成分として配合しているんです。
つまり、無印リンクルケア「クリーム」はナイアシンアミド以外の主成分も良いことがわかります。
前述した価格に加え配合成分を見ると、やはりクリームの方がおすすめと言えますね。
どっちがおすすめ?無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の違いを使用感で比較!
美容液 | クリーム | |
---|---|---|
商品名 | エイジングケア 薬用リンクルケア美容液 (医薬部外品) | エイジングケア 薬用リンクルケアクリームマスク (医薬部外品) |
使用感 | ウォータリーっぽく 伸びが良い | こっくり |
次に、使用感を比較しました。
美容液:ウォータリーぽい使用感
無印リンクルケア「美容液」は、半透明のジェルっぽい使用感が特徴です。
伸びが良く、スーっと伸び広がるので、ベタつきが苦手な人でも使いやすいですよ。
乾燥肌さんよりは、オイリー肌さんの方が向いているかと思います。
クリーム:こっくり使用感
無印リンクルケア「クリーム」は、白いやや硬めのこっくりした使用感が特徴です。
特に馴染ませる前は、硬いので顔にのせる前に体温でとろけさせてから使用すると使いやすくなります。
しっかり肌に馴染ませると、油脂の角層柔軟作用で肌がふっくら柔らかくなります。
このふっくら感やこっくり感が人気の秘訣なんですね。
ただ普段さっぱり系のクリームを使っている人だとやや重たく感じる可能性はあるので、みずみずしい方が好きな人は美容液がおすすめです。
また、植物油脂が多く配合されている化粧品は、皮脂の少ない乾燥肌さんにはおすすめですが、ニキビができやすい人や皮脂が多い人の場合はニキビができやすくなることがあります
ニキビができやすい人は、シワやシミが気になるところに部分的に使うのもおすすめです。
無印リンクルケア「美容液」がおすすめな人
- オイリー肌さん
- ニキビができやすい人
- こっくりしたクリームが苦手な人
無印リンクルケア「クリーム」がおすすめな人
- 肌が乾燥しやすい人
- 価格、成分、総合的にコスパの良いものを使いたい人
- ナイアシンアミド以外の成分にもこだわりたい人
無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」に関するよくある質問
- 無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」は併用できますか?
-
併用できます。
- 無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」は併用する場合の使用順序は?
-
化粧水→乳液→美容液→クリームの順序で使用します。
まとめ:無印リンクルケア迷ったら「クリーム」がおすすめ!
この記事では、無印リンクルケア「美容液」と「クリーム」の比較をしました。
美容液 | クリーム | |
---|---|---|
商品名 | エイジングケア 薬用リンクルケア美容液 (医薬部外品) | エイジングケア 薬用リンクルケアクリームマスク (医薬部外品) |
価格 | 1,490円 | 1,990円 |
容量 | 30g | 80g |
使用感 | ウォータリーで かろやかに伸びる | こっくり硬め |
有効成分 | ナイアシンアミド | ナイアシンアミド |
その他成分 | 濃グリセリン ジグリセリン | オリブ油 シア脂 |
香り | ゼラニウム | ゼラニウム |
使用法 | 化粧水や乳液の後 | お手入れの最後 |
おすすめは、「クリーム」です。
コスパが良く、中身成分がより充実しているクリームの方が、お値段以上を実感できますよ。
ただし、こっくり硬めの使用感が苦手な人やニキビができやすい人は「美容液」の方がおすすめです。
ぜひ参考にしてくださいね。